新参がアイカツ全178話を見た感想

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こんにちは最近もう大空あかりちゃんのことで頭がいっぱいのコロナです。





─私のアツいアイドル活動、アイカツ始まります!





今年の4月からアイカツを観始めとうとう全178話を完走したので感想をぐだぐだ書いていこうと思います(観始めた理由は前回のブログ参照)。
あと一様ネタバレ注意

まずアイカツには101話までのいちご世代102話以降のあかり世代に分かれていて、まず主人公である星宮いちごちゃんが神崎美月さんのライブを見てそこからアイドルに憧れるようになり、同級生の霧矢あおいちゃんに誘われ編入試験でアイドル学校スターライト学園に入学するところから物語が始まります。
このアイカツというアニメまぁ設定がぶっ飛んでます。アイカツカードを使い変身するようにドレスを身に纏いライブをする中々ファンタジーだと思いきや特訓はかなり原始的でとにかく走ったり友達のために斧で木を伐採したり、プレミアムドレスを貰うために崖を登ったりします。
一見おかしなアニメだと思うのですが不思議と支離滅裂ましてやつまらないとは感じないのです。
何故ならこれがアイカツでこれがリアルなんだと思わせる説得力が凄いからなんです。
6話のサインに夢中ではサインすることに夢中でファンと全く話をしなかったいちごちゃんが同じく1年生のアイドル紫吹蘭ちゃんが「誰のためにサインを描いてるんだ。ファンはお前に会いに来てるんだぞ」という思わずハッとさせられる台詞が多くそれ以外にも藤堂ユリカ、北大路さくら、一ノ瀬かえで等々胃もたれを起こすほど濃い個性的なアイドルが多数登場します。50話のカレンダーガールからの別れ101話のSHINING LINE*など良かったところを挙げたらきりがないのでアイカツの良いところを要約するとライバルだけど称え合うとにかくポジティブな作風にあると僕は思います。
アイカツには特別重いシリアスなシーンがあまりないんですとにかくアイドル達が協力したり時にはライバルとして日々アイカツしていく姿を描いてるんですそんな彼女達が眩しくどんどん好きになっていくのです。
「何てことない毎日がかけがえないの大人はそう言うけれどいまいちピンと来ないよ」カレンダーガールの歌詞にある通りにこれがアイカツの魅力なんだと思います。

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続いては2ndシーズンから登場した星宮いちごちゃんに憧れる大空あかりちゃんというアイドルが102話から主人公として登場します。
この大空あかりちゃん、いちごちゃんが天才気質のアイドルだとしたらあかりちゃんは完全に努力タイプで才能がない状態からスタートするアイドルといえるでしょう。そもそもスターライト学園の入学試験には不合格でラストチャンスのオーディションでは目の前のいちごちゃんで頭いっぱいで自己紹介で「星宮いちごです!」(後の星宮いちご事件)と言ってしまったり、ライブもお世辞にも歌やダンスが上手いとも言えなかったのですが、いちごちゃんが「あかりちゃんはアイドルに見えた」そんな理由から合格となりスターライト学園に入学することになりいちごちゃんからバトンを受けとるように3rdシーズンへと続きます。
この所謂アイカツ3rdシーズン(公式ではあかりジェネレーションというらしいですが)正直言うとストーリーがいちご世代に比べるとパワーが落ちてる印象を受けてしまう部分かあります。キャラクターは変わっても話全体が似たり寄ったりすのも原因かなと思っていましたがそんなこと全部みたら吹きとびます。
125話(超名エピソード)でいちご、あおい、蘭によるユニットSoleilが全国ツアーを行うということで暫くスターライト学園から離れることになります。その全国ツアー出発記念ライブを見たあかりちゃんはいちごちゃんを超えたいと思うようになり「私スターライトクイーンになります」(スターライトクイーンとはスターライト学園中等部のトップを決めるイベント)と宣言します。そう1stシーズン最終回のスターライトクイーンカップでいちごちゃんは憧れである神崎美月さんに惜しくも敗退しスターライトクイーンの座を逃しています。ここからですここから大空あかりの物語が始まったんです。
だいぶ大雑把ですが、同じ3rdシーズン終盤soleilのメンバーが企画した3人ユニットによる対決ライブの学園祭に大空あかりちゃん、氷上スミレちゃん、新条ひなきちゃんのルミナスというユニットで参加するもsoleilには及ばず2位という結果で幕を閉じます。でもこれで終わりじゃありません彼女達はこのライブを通して今度はsoleilを越えたいもっと成長できるはず(これがアイカツのほんといいところ)と自分達から全国ツアーを企画して新たな一歩を踏み出すところで3rdシーズンは終わりクライマックスの4thシーズンへと進みます。
そして4thシーズンでは全国を回り色々なアイドルやファンの人達と出会い成長していく姿が丁寧に描かれていき終盤でいよいよスターライトクイーンカップが開催されます。
このスターライトクイーンカップは約5週によって描かれる怒涛の展開でそれぞれ登場するメインのアイドル達のライブがあり例えば氷上スミレちゃんはSAランクアピール(アピールにランクがありSAはAより上の最上級)に挑戦するも失敗しそれぞれ悔しい思いをしながらも健闘を称え合いました。
そしてトリを飾ったのがあかりちゃんで最後に誰もなし得なかったSAランクアピールを決め見事1位となりスターライトクイーンとなりました。
あの通常のアピールすらままならずアイカツブートキャンプなど地獄のような特訓を続けてきたあかりちゃんがSAランクアピールを決めたのです。もうずっと見守ってきた僕はボロボロに泣いてしまいました。
そして最終回soleilとルミナスによる合同ライブを終えた後プレゼントを賭けていちごちゃんの誘いであかりちゃんとのレース対決が描かれます。走っていく障害物の中には色々なアイドル達がアピールの特訓のために使ってきたトランポリン、木の伐採、崖登りとアイカツの象徴であるものが続々と登場し今まで出てきたアイドル達も出演しそのレースを見守ります。最後の崖てはあかりちゃんがいちごちゃんに手を差し伸ばし頂上へと引っ張ります。かつていちごちゃんですらなしえなかったスターライトクイーン、いちごちゃんより早く崖を登ったあかりちゃん両者の株を落とさず前あまりにも美しい前作の主人公を越える描写、演出には脱帽しました。
そしていちごちゃんの「プレゼントは何がいい?」という問に視聴者には聞こえないあかりちゃんの耳打ちで終わり一旦EDを挟んだ後
「行くよあかり!」「はい!」という台詞とともにいちごちゃんとあかりちゃんが大勢のお客様がいるドームのステージに立っていました。
彼女達が駆け抜けてきたアイカツは毎回アバンで語りかける印象的なこの台詞で幕を下ろします。







─私のアツいアイドル活動、アイカツ始まります!









以上アイカツ全178話を視聴した感想でした。
もう語彙力は失せた読みづらい文書なのは許して見て心から良かったと思ったのは確かなので。
スターズもフレンズと平行して見ていきたいと思います。いやぁ良かった…アイカツはいい…